四国大学経営情報学部の講座「事業創造論」を担当する太細(だざい)講師から講義依頼があり、
地方創生部の職員(中小企業診断士)を講師として派遣しました。
11月20日(月)に行われた講義では、「SDGsと企業経営」について考察する授業を行いました。2015年に国連が発したSDGsは、貧困や飢餓、エネルギーや気候問題など幅広い社会問題に対し環境、社会、経済の三側面から17の目標と169のターゲットを掲げたものです。これにESG投資の視点を掛け合わせ、投資家らがESGに配慮したプロジェクトを選別し投融資することで、社会課題解決を促していく金融の役割の重要性を解説しました。また事例では大手企業から中小企業まで7社の取り組みを紹介し、「中小企業こそSDGs経営でイノベーションを起こし成長を目指すべきである」と伝えました。受講した25人の学生はSDGsの新たな視点に気付きを得ました。
次回(12月4日)は、四国大学OBの企業経営者をゲストに迎え、起業のリアルを語っていただく予定です。
四国大学とは平成27年に結んだ連携協力協定に基づき、学生の起業力養成に繋がる授業を毎年実施しています。