23日(土)、地域に根差したスモールビジネスの担い手の育成を目指す「まちしごとファクトリー2023」(徳島新聞社、徳島大学、当協会主催) の本年度最終セミナーが徳島大学常三島キャンパスとオンラインのハイブリッド形式で開かれ、 学生や社会人約50人が参加しました。 

岡山県ほか全国4拠点で「未来の里山をつくる」をビジョンに掲げ、木材加工、農業、養鰻など幅広く事業を展開している、株式会社エーゼログループ(岡山県)代表取締役・牧大介さんと同社取締役・佐藤道明さんをゲストスピーカーとしてお招きし、自身の事業経験に基づいて、地域に根差したビジネスについて語っていただきました。

その後、セミナーの受講生4名がブラッシュアップした事業計画を発表。ペットと共に通えるデイサービスや、鳴門産ラッキョウを加工してブランド化を目指す商品開発などの事業内容の発表が行われ、ゲストスピーカーらが講評し、エールを送りました。当協会地方創生部長・森より「事業の収益性・持続性を担保していけるかどうかということは経営者として常に考えて行かないといけませんが、利潤追求のみに走るのではなく、事業の中でご自身が一番大事にしていることを見失わないようにしてください」とコメントをしました。 

参加者からは「実際に事業を起こす人達の言葉は重みが違うと思いました」「好きなことを極めて起業できる皆さんの行動力を見習いたい」などの感想が寄せられました。

ゲストスピーカーの㈱エーゼログループの代表取締役・牧氏と取締役・佐藤氏