今年も国立大学法人徳島大学の大学院で、令和6年度後期選択科目として「ビジネスモデル特論」の寄付講座を10月4日に開講しました。一般にも開放しており学生や社会人20名(ガイダンス時点)が受講されています。
同講座は平成30年度より開催し今回で7回目となります。初回にガイダンスを実施し、4回の講義でビジネスモデルやマーケティングを学んだ後、グループワークでビジネスモデルプランを作成する演習を4回、作成したビジネスプランの中間発表とプレゼンテーション実習(ビジネスプラン発表会)を経て、最終回の総評まで全12回の講義となります。
当協会と徳島大学は、平成28年5月に業務連携協定を締結し、「まちしごとファクトリー」などの地域創生に繋がる事業を連携して実施してまいりました。平成29年11月には「技術移転に関する連携協定」を締結、その後、徳島大学大学院での授業「ビジネスモデル特論」を開始し、相互の連携を深めています。
当講座は地方創生部の地方創生アドバイザー(中小企業診断士)が講師となり、大学院生などにビジネスプラン作成スキルを習得してもらうことにより、創業機運の醸成を図ることを目的に実施しています。
通常学生は公務員や大手企業への就職活動を行いますが、受講を機に新しいシゴトを創り出す力を身に付け、「創業」という働き方も選択肢に付け加えていただけることを期待します。