当協会では、県内中小企業等の資金の円滑化を図るとともに、事業者の販売促進の手助けとなるよう、ユニークな技術やサービスを持ち、金融機関から推薦のあったものについて、当該企業の紹介を当協会のホームページや広報誌「保証月報」に掲載するとともに、マスコミへの情報提供サービスなどを付与する「広報サポート付保証“AAA”」制度を創設し、4月から募集を始めました。

 今回、制度第6号となる事業者が決定しましたので、その概要についてお知らせいたします。

【事業者の概要】
 東みよし町で間伐材を天然木シートに加工する、木材製品製造業の「㈱ビッグウイル(代表取締役 近藤清美)」では、新商品の増産と品質向上のため、新工場を建設し、新たな機械を導入しました。
 同社では、設立目的である「健常者と障がい者が同じように社会生活を営むことを実現するための取組み『ノーマライゼーション』」の確立に向けて努力してきました。そこで、今回稼働する新工場では、こうしたハンディを持つ方が健常者と同じように働き、適切な所得が継続的に得られるようにするとともに、「きつい」「汚い」「危険」のいわゆる3Kといわれる労働環境が改善されるよう、作業手順の簡素化に取り組んでいるところです。             

【製品の特徴・販路拡大】
 同社では、天然木薄紙(厚さ0.2mm以下)の製法及び施工方法で独自の技術を確立しています。この天然木薄紙シートの裏側に専用の和紙を貼付することで、紙のように折り曲げることができる素材となり、様々な用途に利用可能となります。また、新工場稼働で生産能力がこれまでの5倍に増えるとともに、従来品の2倍のシート幅まで生産可能となり、これにより用途が大幅に拡大します。
 このような中、昨年から交渉してきた中国広東省の家具メーカーへ、中国人が好む色彩に加工した天然木シートを納入する契約も整い、今月(8月)から本格納入することとなりました。そのほか、生産能力の向上で家具業界をはじめ、多方面から引き合いが増えつつあります。
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【近藤社長の想い「ノーマライゼーションの確立と逆転の発想」】
 
新工場では、シート作成手順を機械化・マニュアル化するなど、簡素化することにより、高齢者や障がい者の雇用を増やすことができるため、県西部における雇用の拡大に貢献できると思っています。同社の立地する東みよし町は「山ばかりで、人がいなくて大変な地域」と思われています。このハンディを逆手に取り、人の手を加えたくとも簡単にできない「間伐材の有効利用」を図るため、同じ志を持つ者を増やすことが鍵であると信じて走り続けてきました。今回の増産体制確立により、木材が秘める可能性に視線を向ける方々を集める中心企業となるスタートラインに立てたと考えています。 

<問い合わせ先>
○徳島県信用保証協会 保証部保証1課 神木
 電話 088-622-0248

○株式会社ビッグウィル 代表取締役 近藤 清美
 所在地 東みよし町昼間20番地1 東みよし町東部福祉センター内1
 電話 0883-79-3300(代表)