1月19日(木)、保証業務講座「平成28年度保証付融資事例セミナー」を開催しました。
 このセミナーは、金融機関の融資及び渉外担当の若手行員の方々に、信用保証制度についての理解を深めていただくとともに、中小企業金融の円滑化と適正保証の推進を図るため毎年開催しているもので、昨年までは市内のホテルで開催していましたが、保証協会のことをより身近に感じていただこうと今年度は当協会会議室において開催しました。

 開講にあたり、当協会の里見会長から、「信用補完制度の見直しや低金利状況から保証協会の骨格業務である保証推進にとっては逆風の時代であるが、『中小企業を元気にする』ために保証付き融資の必要性を十分にご理解いただき、積極的ご協力いただきたい。当協会は『金融支援』に加え、『総合支援機関』としての役割を果たすべく、これまで先行してやってきた『経営支援』『創業支援』をチャンスと捉え、『保証協会新時代』の幕開け(スタート地点に立った)と考えている。『県内中小企業の発展』『地域経済活性化』という共通の目的のもと、金融機関と保証協会が一体となってやっていかねばならないと強く感じている。このセミナーを機に金融機関の皆さんと保証協会の職員との深い人間関係を将来にわたって築いていっていただきたい。」と挨拶を行いました。

 業務講座の概要につきましては次のとおりです。

【保証業務講座概要】
1.保証付融資・保証申込における留意点
2.事故案件の管理・代位弁済の留意点
3.保証付融資の事例研究
4.保証協会職員を交えたグループ討議

ビジネスモデルを作成し事業資金の必要性を説明する受講者
     事例研究において発表する受講者

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   活発な意見交換が行われたグループ討議

 受講者の皆さまにおかれましては、お忙しい中、セミナーにご参加いただきありがとうございました。
 中小企業を取り巻く状況が依然として厳しい中、今後も金融機関の皆さまに信用保証制度への理解を深めていただき、保証推進により一層ご協力をいただけますようお願いいたします。