6月3日(土)、徳島大学常三島キャンパスにて、徳島大学・徳島新聞社・当協会の三者共同事業である「まちしごとファクトリー2017」のキックオフセミナーを開催しました。

地域での小さなコミュニケーションの中から様々なアクティビティやビジネスが生まれるなか、「まちしごとファクトリー」とは、地域との関係の中から生まれるビジネスを「まちしごと」と呼び、グループワークやディスカッションを通してどのように「まちしごと」を創りだしていくかを参加者自身で考えていくワークショップです。
当日は、65名の方が参加しました。

セミナーでは、地方創生ビジネスの先駆者であるエーゼロ(株)(岡山県西粟倉村)代表の牧大介氏が基調講演を行い、「地域のためだけに行う事業はうまくいかないことが多いことから、本当に面白いと思って事業を行うことが大切。純粋な気持ちで事業を行うことで、自然に応援してくれる方が増え、事業に挑戦している本人と、地域の応援してくれる方々との好循環が生まれる」とお話し頂きました。

講演を行う牧大介氏

 

次に、神山の農業と食文化を次世代に繋いでいく目的で設立された(株)フードハブ・プロジェクトの支配 真鍋太一氏と農業長 白桃薫氏、三好市池田町にて飲食店、シアターやシェアオフィスを運営するオウライ(株)代表の西崎健人氏から、自身が事業を始めたきっかけや事業に対する考え方、今後の展望等についてお話し頂きました。参加者は皆熱心に耳を傾けていました。

セミナーの様子

 

「まちしごとファクトリー」は今年度で3回目を迎えます。今年度は徳島大学地域創生センターを拠点に開催し、地域に目を向けるきっかけとなる地域学習の一環として現役の徳島大学生も参加します。また事業プランコンテスト「とくしま創生アワード」と連携し、「地域で何かを始めたい」と考えている人の足掛かりとなるよう、応募書類の作成や事業計画のブラッシュアップなど、参加者のニーズに合わせて、実践塾を2つのフェイズで実施します。
ご興味を持たれた方は、徳島大学地域創生センターのHPからご参加のお申し込みをお願い致します。

 

【お問い合わせ先】
徳島大学地域創生センター(まちしごとファクトリー実行委員会)
℡088―656―9910
まちしごとファクトリーホームページ:https://www.machishigoto.com/