5月26日(土)、徳島大学常三島キャンパスにおいて、当協会と徳島新聞社、徳島大学の3者が連携して、地域に根差したスモールビジネスの担い手の育成を目指す「まちしごとファクトリー2018」のキックオフセミナーが開催され、約80人が参加しました。

基調講演では、大阪ガス近畿圏部都市魅力研究室の山納洋室長が、「地域プロデュース、はじめの一歩」と題し、会社員の傍ら自ら手掛けた「日替わり店主カフェ」の事業について解説しました。「一日だけ事業が出来るようにしたら、意外とやってみたい人が多かった」と、起業のハードルを下げることの重要性を述べました。

続いて、県内で事業を立ち上げ「まちしごと」を実践している、ハレとケデザイン舎(三好市)の植本修子さん、AWA-RE(美馬市)の井上琢斗さん、オウライ(三好市)の西崎健人さんらが加わり、パネルトークでまちしごとの課題などについて、ディスカッションしました。
パネリストらは「地域の為にとは思わず、自分のやりたいことを信じて続けていたら、いつの間にか地域の人と馴染んできた」など、地域に根差したビジネスを立ち上げた経験を語り合いました。
セミナーの最後には、パネリストと参加者が5~6人のグループになり、セミナーで感じたことや気づきを共有しました。

パネルトークの様子

 

今年のまちしごとファクトリーでは、6月から徳島大学の矢部拓也教授が全学部共通の授業で「公民連携の地域づくり」をテーマに計3回の講義を行い、当協会は10月から徳島大学大学院で公開講座を開きます。公開講座ではビジネスモデルの変遷について学び、ビジネスプラン作成実習で実践力を養います。
また、当協会創業支援コーディネーターによる、創業希望者の事業計画作成をサポートする「実践塾」を、10月から4回に分けて行います。
参加ご希望の方は、実行委員会事務局までお申し込みください。

【お問い合わせ先】
まちしごとファクトリー実行委員会事務局(徳島大学地域創生センター内)
TEL 088-656-9910

○詳しいスケジュール等についてはこちらをご覧ください(まちしごとファクトリーHP