11月17日(土)徳島大学常三島キャンパスで、地域に根差した仕事づくりを考える創業塾「まちしごとファクトリー」(実行委員会/徳島大学・徳島新聞社・徳島県信用保証協会)の実践塾第2回が開催されました。
ゲスト講師に㈱あわえ の吉田基晴社長、コグニティ㈱の河野理愛社長をお迎えし、自らの起業体験を熱く語っていただきました。

初めに河野理愛氏が、起業を夢見て国内外の会社を渡り歩いた経験を話し、「世界で通用する大きな事業がしたい。最終的にはIPOも視野に入れている」と将来の抱負を述べました。

起業体験を講演する㈱コグニティの河野理愛社長

 

次に吉田基晴氏は、IT企業を興したが東京では良い人材が集まらず、日和佐(徳島県)にサテライトオフィスを開設してから人が採用し易くなった経験から、若者はワークライフバランスを重視した働き方を求めている、と語りました。また、都会では仕事かプライベートしかないが、地方ではそこに「地域の務め」が加わり、生活の幅が広がることを紹介しました。

地方における働き方について思いを語る ㈱あわえの吉田基晴社長

実践塾の後半では、9名の受講者がそれぞれの事業プランを発表し、講師より様々な視点からアドバイスを受け、ブラッシュアップのヒントを得ていました。発表者はいずれも当協会のサポートを受け創業に向け準備している方で、今後事業プランをさらにブラッシュアップし、次回の実践塾第3回(12月15日)で総仕上げの発表を行い、タイミングを見て起業に向かいます。
当日は発表者の他に創業に関心のある方や、徳島大学大学院の学生など50人が参加、発表者のビジネスプランにフィードバックを行い、事業化を応援していました。