首都圏から徳島への交流や移住を促進し、県内での起業・創業を呼び掛けるセミナー『シェアリングエコノミーで開く未来の働き方』を、11月30日(金)東京・御茶ノ水にあるECOM駿河台で開催しました。
今回のセミナーは、昨年「地方創生」で連携協定を結んだ三井住友海上と共同で主催したほか、今年の7月と9月に「移住・創業」で連携協定を締結した美馬市並びに美波町とは、その協定に基づく連携事業として、共催で行いました。
セミナーのコンセプトは、昨今シェアリングエコノミーがビジネスの大きな潮流となっていますが、色々なものをシェアするビジネスで起業のハードルを下げ、かつ地方に住んで行うことで、ワークライフバランスの取れた暮らしの実現を考えよう、というものです。
ゲストスピーカーに、スキルをシェアするプラットフォーム運営会社大手、ランサーズ㈱の篠原智美マネージャーを始め、美馬市でサテライトオフィスを構え、自治体と連携して地方創生に取り組むG&Cコンサルティング㈱の藤村雄志社長や、同じく美波町サテライトオフィスと東京オフィスを拠点に活動するサイファー・テック㈱、㈱あわえ の吉田基晴社長らをお迎えし、事例紹介と共に多くの知見を参加者と共有しました。
その後パネルトークも行われ、地方創生の現場を語っていただきました。ゲストが共通して語っていたのは、地方創生が上手くいくかどうかは、詰まるところ「人の熱量」によるということ。熱量の高い人は、同じように熱量の高い人を引き付け、物事が前に進んでいく、と強調していました。
当協会では昨年度より東京で、移住・創業をテーマにしたセミナーを開催しており、今回のセミナーには約50人が参加しました。