地域に根差した仕事づくりを考える創業塾「まちしごとファクトリー」(実行委員会/徳島大学・徳島新聞社・徳島県信用保証協会)の実践塾・第3回が、12月15日(土)徳島大学常三島キャンパスで開催されました。当日は受講者を始め、創業に関心のある方や徳島大学大学院の学生など40人が参加し、創業のポイントを学びました。
一昨年のまちしごとファクトリー卒業生で、カフェ&カルチャー「クレヨン」を経営する藤田梢氏(三好市)は、まちしごとファクトリー参加から開業に至るまでの経験を“後輩”に語りました。続いて“葉っぱビジネス”で全国から注目を集めた上勝町の㈱いろどり代表取締役社長、横石知二氏は、“いろどり事業”を通して「地域の課題をビジネスで解決する」ためのアプローチを、豊富な経験を基に説明しました。
その後、6人の受講者が自ら企画した事業プランを発表し、両講師がブラッシュアップのアドバイスを行い、会場の参加者は改善点など気付いたことをシートに書いて受講者にフィードバックしました。
まちしごとファクトリーは今年5月のキックオフでスタートしました。フェーズ1では徳島大学の講義の中で地域活性に何が必要かを考え、フェーズ2では3回の実践塾で、受講者各自が具体的なビジネスプランを作り込みました。発表者は創業に向けて準備を進めている方ばかりで、これからさらに事業計画を作りこみ、事業の立ち上げに向かいます。
来年2月2日(土)に開催予定のクロージングセミナーで総仕上げの発表を行い、全てのプログラムは終了となります。