首都圏から徳島への移住を促し起業・創業を呼び掛ける「とくしま回帰×シゴトづくりセミナー」を、822日(木)東京・丸の内にある交流施設TIP*S(ティップス)で開催しました。

「地方で起業してワークライフバランスをどのように実現するか」をテーマに、メインスピーカーには美波町を拠点にIT企業を経営する吉田基晴さんを迎え、「地方で働く、地方で商う」と題して講演していただきました。
吉田さんは美波町でサテライトオフィスを設置し首都圏で採用した人材が、好きなだけサーフィンをしてワークライフバランスを実現している生活環境を紹介。また地方が抱える様々な課題をビジネスで解決していく㈱あわえの取り組みについても紹介。美波町で実践したノウハウを同じ課題を抱える他の地方にも伝え、日本の地方を元気にしていきたいと思いを話されました。

続いて登壇した藍染アパレル事業「STUDIO N2」を立ち上げた根本ちとせさん・弘之さん夫妻は、地域おこし協力隊として美馬市に移住し、その後鳴門市で藍染工房を開設した経緯などを語りました。

その後グループディスカッションや講師とのパネルトークも行われ、参加者が気づきや思いを共有しました。
参加者からは「地方であることが強みとなりビジネスに繋げられることが分かった」「徳島での起業もありかなと思った」などの意見が出ていました。

当協会では2年前より東京で、移住・創業をテーマにしたセミナーを開催しており、今回のセミナーには県出身者を含め約40人が参加しました。

移住創業の体験を語る根本ちとせさん・弘之さん

吉田基晴さんを交えグループディスカッション