中小企業庁が主催し全国の創業者が応募するビジネスプランコンテスト「Japan Challenge Gate2020」の最終審査会が、2月18日(火)東京・有楽町の東京国際フォーラムで開催され、徳島県からファイナリストとして出場した合同会社ハビリテ代表の太田恵理子さんが、中小企業庁長官賞を受賞しました。
太田さんは、生まれながらに障がいを持った長男を預かってもらえる保育施設が無かったことから、「無いなら自分で作ろう」と起業を決意しました。「制度の狭間にいる子ども達とその家族を救え!」の理念のもと、児童発達支援事業所「ゆずりは」をオープンさせました。当協会では創業計画書の策定支援のほか、保証付き融資による金融支援で、太田さんの事業立ち上げをサポートしてまいりました。
今回のコンテストは104件の応募があり、2次審査を経て8名のファイナリストが、最終プレゼンテーション審査に臨みました。太田さんが受賞したのは経済産業大臣賞に次ぐ第二席の入賞で、審査員からは「福祉をテーマに日本の社会に在る課題を解決しようとしている」と、高く評価されました。
当協会は創業者の支援育成に積極的に取り組み、地方創生に貢献してまいります。