㈱日本政策投資銀行が主催する「第8回DBJ女性新ビジネスプランコンペティション」のファイナリストと受賞者が710日発表され、徳島県から応募していた当協会ご利用の(一社)旅の栞 代表理事の榎本峰子さんが、最優秀リージョナル・インパクト賞を受賞しました。

今年のコンペは全国から243件の応募があり、3次に亘る審査を経て8名のファイナリストと、その中から3名の入賞者が選出されました。SDGsの目標にコミットし、社会課題の解決を目指す榎本さんのビジネスモデルが、審査員から高く評価されたものと思います。

 榎本さんは長年にわたる介護職経験の中で、旅行を諦めている障がい者が多くいることを知りました。そこで「諦める世の中から、選択できる世の中へ」を理念に掲げ、福祉に関わるあらゆる人が生きがいを持って暮らせる社会を目指しました。そして福祉の専門職集団を結成し、高齢者や障がい者が安心して泊まれる福祉交流民宿「旅の途中」を立ち上げました。誰もが安心して旅行を楽しめる「ユニバーサル・ツーリズム」の推進にも貢献しています。

 当協会では保証付き融資による金融支援はもとより、ビジネスプランやプレゼン資料のブラッシュアップ、補助金申請などあらゆる場面で榎本さんの創業をサポートさせて頂きました。

これからも当協会は創業者の支援育成に積極的に取り組んで参ります。

 

ファイナリスト一覧