ー先輩経営者に学ぶー

1月26日(水)、徳島県中小企業家同友会と連携して「気づき!ひらめき!セミナー」を開催いたしました。
同友会様との共催によるセミナーは今回で3回目となり、昨年に引き続き、新型コロナウイルス感染拡大の影響によりZoomを使用したオンラインで開催しました。

今回のセミナーは創業間もない事業者の方を対象にしたもので、当日は事業を準備している方から創業数年以内までのお客様や同友会会員の経営者など、あわせて県内の事業者43人が参加しました。

前半は同友会の先輩経営者4人が、これまでに直面した経営課題をどのように克服してきたか、実際の経験を発表しました。「経営理念を固めることが重要。そこから人材育成や経営効率化が進んでいく」「理念を作り意思決定していけば経営が好転する。例えば社員との関係が良くなる、銀行からの信頼がアップする、行動指針ができた」など、いずれの方も経営理念の大切さを訴えました。

 

【発表した経営者と取り組んだ経営課題】

1.酒井貴弘さん アイ・エス・フーズ株式会社 代表取締役 (青葱の生産)
「経営理念を作りたい」

2.和仁孝成さん 四国生コンクリート工業株式会社 代表取締役(生コン製造)
「数字・財務に強くなりたい」

3.中岸真史さん 鳴門ガス株式会社 代表取締役専務(LPガス小売り)
「事業承継をスムーズに行いたい」

4.太田恵理子さん 合同会社ハビリテ 代表社員(障害児童通所介護支援事業)
「経営理念を作りたい」「仲間がほしい」

 

後半はグループディスカッションで意見交換し、参加者が気づきを共有しました。

参加者のひとりは、「ぶれない経営をするために、経営理念を作り従業員に浸透させていくことが大切であることを学んだ」と、自身の今後の経営に取り込む意向を語りました。

 

同友会様と当協会は平成30年5月に「業務連携協定」を結び、中小企業経営者の経営能力を高め、地域における産業の振興や雇用の創出を図ることを共に目指しています。

(関連記事「『気づき!ひらめき!セミナー』開催のお知らせ」はこちらから)

 

先輩経営者の発表

当協会の創業支援担当者も参加し意見交換