当協会は今年度、四国大学との連携協定に基づいて経営情報学部疋田光伯教授が担当するゼミの演習に協力しています。学生がP.F.ドラッカーの「マネジメント」を読んで、「マーケティング」や「イノベーション」の視点でアルバイト先企業を分析し、改善提案を考えていこうという取組みです。「もしドラッカーが中小企業経営者だったら、どう考えるだろか」というのが「もしドラ・中小企業」演習のコンセプトです。

12月5日(火)同大学の教室で、3年生7名が研究成果を発表しました。疋田教授と当協会企業支援部の職員が審査を行い、優れた発表をした学生に対し「最優秀賞」と「優秀賞」を選び、当協会会長名で表彰状と副賞を授与しました。
学生たちは演習を通して、企業の課題や具体的な改善提案の出し方を学んだほか、プレゼンで人に上手く伝える工夫、質疑応答での臨機応変な対応など、多くの気づきを得ました。終了後学生は「今回の経験をこれからの就職活動に役立てていきたい。」と思いを語っていました。

プレゼンを行う四国大学の学生