地域に根差した仕事づくりを考える創業塾「まちしごとファクトリー」(実行委員会/徳島大学・徳島新聞社・徳島県信用保証協会)の実践塾6が、12月9日(土)徳島大学常三島キャンパスで開催されました。当日は受講者をはじめ、創業に関心のある方や徳島大学大学院の学生など28人が参加し、活発に意見交換が行われました。

昨年度のまちしごとファクトリー卒業生で、事業を立ち上げて活躍している「In Between Blues」代表の永原レキ氏(海陽町)と、カフェ&カルチャー「クレヨン」代表の藤田梢氏(三好市)から、事業紹介やまちしごとファクトリーで得たものなどを“後輩”に語っていただきました。その後、9名の受講者が自ら企画した事業プランを発表し、両講師と会場の参加者が、改善点など気付いたことをアドバイスしました。最後に現在抱えている課題に対する解決策を、グループでディスカッションし、知恵を出し合いました。

まちしごとファクトリーは今年6月のキックオフでスタートし、フェーズ1で先駆者の知見を聴いてアイデアを膨らませた後、フェーズ2の具体的なビジネスプラン作成を行う3回の実践塾で、受講者各自がビジネスプランを作り込みました。発表者のうち3名は既に創業し、他の受講者も創業に向けて具体的な準備を進めています。
来年1月27日に開催予定のクロージングで総仕上げを行い、全てのプログラムは終了となります。

先輩起業家永原レキ氏による講演

ビジネスプランを発表する受講者

グループディスカッションする参加者