当協会は徳島大学との間で、「大学の持つ知的財産を企業に移す技術移転」などをさらに推し進めようと、平成29年11月に締結した「技術移転等産業連携の推進のための協力に関する覚書」に基づき、様々な事業に連携して取り組んでおります。
徳島大学では産学連携に組織的に取り組むため、学内の研究・教育成果を活用し、企業との共同研究や新産業創出とともに運営・研究資金の獲得につなげるための「徳島大学産業院」を4月に開設することとなりました。開設を前にして、3月19日(月)、産業院の活動の発展を目的とした「産官学連携セミナー」が同大学で開催されました。
セミナーでは、徳島大学 野地澄晴学長による「産業院」の概要説明の後、「創業支援」、「企業経営サポート」、「ベンチャー企業支援」などの観点から講演が行われました。
講師として出席した当協会企業支援部の職員は、「新事業の担い手を創り出す連携のカタチ」と題して講演を行い、当協会の「創業支援の取組み」や「創業支援の実績」を紹介。むすびとして、「当協会は、公的金融機関として地域に根差した新事業の担い手を応援している。『ニュービジネスの創出・育成』『幅広い企業ニーズの把握・連携』『事業拡大』につながるよう金融支援・経営支援を行うとともに、徳島大学との連携を密に図りながら、地域創生に向け共に歩んでいきたい」と締めくくりました。
当協会は、徳島大学との連携を通じて、大学の有する『技術力・ノウハウ』と当協会持つ『県内企業のネットワーク』を融合させ、県内の雇用の創出及び地域活性化のための「創業支援」や「中小企業支援」に向けた取組みを積極的に行ってまいります。