25日(土)、徳島新聞社・徳島大学・当協会の3者が連携して、地域に根差したスモールビジネス担い手の育成を目指す「まちしごとファクトリー2021」のクロージングセミナーが行われ、社会人や大学生約30人が参加しました。

新型コロナウイルス感染拡大の影響から、ビデオ会議システム「Zoom(ズーム)」を使って、徳島新聞社会議室を発信拠点に、今年度の受講生がブラッシュアップされた事業計画を最終発表しました。

大学生スタッフによる中小企業のテストマーケティング受託事業や、古民家を活用した体験型ゲストハウスの運営など、受講生がプランニングした事業について、参加者が意見を交換しました。

ゲストによる講演もあり、つるぎ町の由緒ある古民家をリノベーションしたゲストハウス「折目邸遊懐(ゆかい)」を昨年立ち上げた、ウエスタン・アセット・マネジメント()代表取締役の折目尚也さんと、総支配人で()北室白扇 専務取締役の北室淳子さんが登壇。折目邸の歴史や事業を立ち上げた思いなどを話しました。

講演を行う折目尚也さん

 

今年度のまちしごとファクトリーは、昨年6月のキックオフセミナーに始まり、徳島大学の矢部拓也教授が計3回の講義を行う実践講座、大学院で開講した当協会の寄付講座「ビジネスモデル特論」(全10回)の公開講座。そして創業者の事業計画作成をサポートする「実践塾」(計3回)を行いました。

キックオフセミナー開催案内
キックオフセミナー
実践塾開催案内
第1回実践塾
第2回実践塾
第3回実践塾

まちしごとファクトリーで学んだ受講生が、とくしま創生アワードのファイナリストに残るなど、創業者の成長をしっかりサポートするネットワークが出来ているのを感じました。

まちしごとファクトリー公式HP